仕入れと仕上げ製法
一番茶であっても、地面に近づくほど陽の当たりは弱く、葉のうま味成分は減少します。雨後は摘菜ができないため、このずれが育ちすぎた葉を生み味落ちを招きます。一番茶シーズンの5月ですら、いつ、どこを摘むかが美味しさの要。6、7月摘みの茶葉ともなると、旨み成分もさらに激減します。このため複数回の仕入れは品質低下を招きますが、HOSOYAENは、「良い時期」の「良い部分」だけを「年に1回」だけ仕入れているので、味わいや品質にムラがでません。
仕入れた茶葉には、手間を惜しまずに焙煎を施します。このほうじる火入れが味わいの決め手。焙煎された茶葉だけがもつアロマ香がおいしさのもう一つの理由です。
ほうじられた茶葉はその熱で細かくくずれ、若芽の先端部分が丸くなります。このコロコロは美味しさと品質の姿です。。
製造過程で後から成分添加をすることなく茶の良さがひきだされています。購入の時期を問わず、いつでも変わらぬ美味しさをお届けします。